2024年合格体験記 保護者様①

【本文】

ひよし塾には4年生の2月、
新5年生になるのに合わせて
他塾から転塾し
2年間、お世話になりました。

我が子は3年生の2月
新4年生のタイミングで
中規模の中学受験塾で
通塾をスタートしました。

授業は楽しんでくるものの
宿題に追われプリントの山に埋もれ
親が横について
手取り足取りサポートしないと
成立しない状況で
フルタイムで
仕事をしている親にとっても
子ども自身にとっても
ストレスの限界・・・
何度もぶつかりました。

我が子は小学校入学まで
何の習い事も
家庭教育もしていなかったので、
小学校低学年の頃は
学校の授業についていけず
とてもつらい思いをしたそうです。

やりたいけどできない
でも親に急かされたり
怒られると嫌になる・・・
お互いにイライラし
ぶつかった際に

「だったら中学受験なんて辞めれば⁉」

と言うと

「もう勉強ができない子には戻りたくない!
でも、怒られたり命令されたりしたら
勉強が嫌いになる。
私から勉強を横取りしないで!」

と泣きながら訴えられました。
「それなら、親子で無理をして
ぶつからなくても成立する環境に変えよう」
と、自習室環境やサポート体制が
充実したひよし塾への転塾を
決めました。

転塾した当初は
なかなか素直になれない時期も
あったようですが、
授業がない日も
自習室に通いつめ、
そのうち、宿題や資料も
自分で管理して進めるようになりました。
「塾で頑張って、家ではリラックスする」
というペースができあがり、
以降は、親子でぶつかることも
ほとんどありませんでした。

また、月に1度のフィールドワークも
我が子はとても楽しみにしていました。
鎌倉や横須賀、都内の資料館に
連れて行っていただき、
先生や仲間たちと現場で
学ぶ体験は本当に楽しかったようで
案内が配られるとすぐに
電話をしてきて
「今すぐ申し込みして!」
と言ってきました。
連日の授業・サポートに加えて
フィールドワークの
企画運営をされるのは
本当に大変だったと思いますが、
それも、「偏差値」や
「合格実績」だけではなく、
生徒一人ひとりの学びと成長を
考えてくださるひよし塾ならでは
だったと、感謝しております。

6年生の夏休み明けに、
それまで考えていたよりも
少し難度の高い学校を
第1志望にあげた時も、
全力で応援してくださいました。

過去問でなかなか
合格者最低点を超えられない日々が
続きましたが、
同じ志望校に進学した
前年度の卒業生から
「理科の対策プリントを
たくさんやった」
というのを聞き、
直前期には苦手単元の対策プリントを
連日お願いし、お忙しい中でも
次々に我が子用のプリントを
用意してくださいました。

我が子の教材を見ると、
計算テキストや過去問にも、
先生に教えていただいた
メモの切れ端がいたるところに貼ってあり、
たくさん質問して、丁寧に直しを
していたことがよくわかりました。
決して器用なタイプの子では
ありませんが、毎日自習室に行って、
「みんなも頑張っている」
ということに刺激を受け、
先生方に声をかけていただいて
引っ張っていただいたおかげだと思います。

夜遅くまで授業を受けて
帰宅した翌日土曜日の朝には
「あぁ、自習行きたくないな、疲れたな・・・」
とつぶやくこともありましたが、
それでも重い荷物を背負って
「ここが自分の居場所」
と決めたかのように
毎日塾に通っていました。

親としては、志望校に合格してほしい
という気持ちはもちろんありましたが
それ以上に、受験を通して
我が子が成長すること
自分の意志で目標のために
頑張ったと誇れる経験を
してほしいと思っていました。

そういう意味では、
我が子は本番前の段階で、
親からするとすでに「合格」でした。
「自分がやりたいからやるんだ」
というはっきりした意志をもって、
不器用ながら一生懸命、
よりよいやり方を自分なりに考え、
周りを見て学び、
積み上げてきた姿を見て、
1月下旬の時点ですでに

「受験をしてよかったな、
わが子の受験は成功だったな」

と思える心境に至っていました。
勉強自体の指導は
すべて塾にお任せで、
家庭ではスケジュールの組み立てや
生活面・精神面でのフォローが中心でしたが、
そのようにすみ分けが
できる環境だったからこそ、
よい距離感で伴走できたように思います。

最後までなかなか合格者最低点を
安定的に超えられないまま
本番を迎えましたが、
結果は、第1志望校、
第2志望校ともに
初日で合格をいただきました。
望外の結果に驚きましたが、
もしこのような結果に
なっていなかったとしても、
「いい受験だった」
と思える心境で本番を迎えられたのは、
ひよし塾で学ばせて
いただいたおかげだと思います。
「○○校対策コース」
といった冠にならないような
学校であっても、
生徒一人一人の志望校に
合わせた個別の対策をしてくださり、
最後まで全力でサポートしていただきました。
「ここで頑張ったことに悔いはない」
「やれるだけのことをやっていただいた」
という思いでした。

進学先の学校は
自習室が充実しているそうで、
我が子は
「ひよし塾みたいだ」
と喜んでいます。
大学生になったら
ひよし塾でアルバイトをするのを
楽しみにしているようです。

ひよし塾のホームぺージに
うたってある理念、
本当にここまでできるだろうか・・・
というほどの手厚さは、本当でした。
最後には先生方の働き方と
健康が心配になるほどで・・・、
身を削ってご指導いただいたこと、
理想を具現化する先生方の
熱意とご尽力に
心から感謝しております。
初めての受験で親も子も不慣れで、
いろいろご迷惑を
おかけしたことと思います。
最後まで丁寧に
ご指導・サポートしてくださったこと、
本当にありがとうございました。

【玉田より】

ご通塾いただき
ありがとうございました。
また全ての志望校で
合格を得られたこと
お慶び申し上げます。

転塾してきた際
まずこちらが心がけたことは
まずはこちらのことを信用して
もらうということでした。

都度、こういう点が
良くなっていると
改善されたところを前向きに
フォローアップすることで
得点が向上する前の
過程を積み重ねられている
ということを実感してもらえれば
必ず結果は後からついてくると
考えておりました。

5年生上半期は
テストで結果が出ずに
ご心配をかけたと思います。
その後じりじりと伸びてきて
くれたこと、
またその伸びをじっくり
待っていただいたこと
本当に助かりました。

9月の志望校対策が
始まるまでに
学習習慣の土台構築ができ、
自分でどのように
勉強すればよいか
コツをつかんでくれたと
思います。

第3回の合不合で
国理社で結果を残し
第5回の合不合で算数の結果を
残した後は
学校の傾向に合わせた
対策を重ねていけば
第一志望校にも
届くとお子様の姿勢が
思わせてくれました。

この中学受験生活で
一番良かったことは
合格した結果もそうですが
自分で考えて自分で行動する
ということができるように
なったことではないでしょうか。

さまざまなアドバイスや
先輩の意見の中から自分に
必要だと思ったことを取捨選択し
取り組み続けたことは
中学進学後も必ず役に立つと
思います。

塾はこれからも
お子様を大勢の中の一人にしない
をコンセプトに中学受験をする
お子様一人一人をサポート
できる環境を構築したいと
思います。

6年後に一緒にサポートして
もらえることを楽しみにしております。

本当にご通塾いただき
ありがとうございました。

今後のご健康とご多幸をお祈りいたします。

玉田