2019年合格体験記 生徒⑥

私は入試本番の1か月前くらいまで,

かなり準備不足の状態でした.

第一志望校の過去問は

四科で合格最低点を超えられず,

また,その解き直しも不十分でした.

そこで私は次の3つのことを実行しました.

①父と一緒に毎朝時間を計って

第一志望校の算数の過去問の大問1を解き,

父と正答率を競い合いました.

②間違えた回数が多い問題には

母に色の違うふせんを貼ってもらい,

何度も解き直しをしました.

③理社の苦手分野を先生に伝え,

そのプリントをもらって解きました.

まず①を繰り返したことで,

だんだんと算数の正答率が上がってきました.

また,②や③で苦手分野も少しずつ克服ができました.

後輩たちにもぜひやってほしい勉強法です.

そしてついに入試本番を迎えました.

結果は,第一志望校は不合格でしたが,

第二・第三志望校からは合格をいただきました.

第二志望校は倍率が高く,

父からは

「1校合格をもらっているし,

狭き門だから気楽に受けて」

と言われました.

でも私は,絶対に合格したいと思いました.

試験前日,塾で過去問の対策をしてもらったところ,

ミスがなければ合格できそうな点数でした,

これで私は自信がつきました.

合格できたのは

この日の対策のおかげだと思います.

これから受験される皆さんに,

私からのアドバイスです.

まずは試験について.

(1)問題をみて「できる!」と思った時こそ慎重に解くこと.

「できる!」と思うと,気がゆるんだりかえって焦ったりして,

思わぬところでミスが出ます.

四教科すべてで意識してみてください.

(2)算数の試験時間が残り5分になったら,

計算問題の見直しに戻ること.

すべて解き終わっていなくても

必ず見直しをしてください.

(3)入試は最後の1秒まで入試だということ.

最後の1秒まであきらめないでください.

次に塾での勉強について.

(1)質問はためらわず恥ずかしからずにすること.

積極的に質問しなければ

先生は他の生徒のところに行ってしまい,

時間はどんどん過ぎていきます

(こんなことを書いている私も,

質問ができるようになったのは

実は6年生になってからでした).

(2)先生がおっしゃることをよく聞くこと.

先生方は,これまで何人もの生徒を

合格に導いた受験のプロです.

先生にアドバイスされたことは実行してください.

玉田先生,有久先生,石井先生をはじめ,

ひよし塾の先生方,

3年間支えてくださり

本当にありがとうございました.

中学生になってもがんばります.

【玉田より】

3年間ご通塾ありがとうございました。

また、第一志望校は残念でしたが

進学先の学校は本当に素晴らしい学校です。

ぜひ進学先で6年間自分の得意分野の確立と

苦手分野の克服を始め、

様々な活動に積極的に参加して

活躍してください。

いつも応援しております。

後輩たちはこの合格体験記を読んで

できなかった問題にふせんを張ったり

工夫をしたり、いろいろ考えて取り組んでいこうと

思ってくれるはずです。

また、直前期の理社の

プリント学習に関しては

「分かる」から「できる」に

なるための大切なプロセスです。

それをこちらも積極的に

すすめていこうと思います。

また、質問に関しては

恥ずかしがらず

積極的に行えるように

講師の数の調整をしたり

こちらからの声掛けを

行うようにしますね。

本当に3年間

大変だったと思いますが

よく頑張ってくれました。

これからの健康とご活躍を

期待しております。

よろしくお願いします。

玉田