2023年度合格体験記 生徒⑥
【本文】
〝算数ができない〟
2年生の2月から
ひよし塾に入って
受験本番まで
ずっと思っていたことです。
国語はドリルを
小さい頃から
やっていたこともあり、
得意でした。
しかし、問題は算数です。
入塾した時から、
算数に対して
嫌悪感があり、
5年生の夏ごろに
第一志望校が
決まるまで
ちゃんと
向き合おうと
しませんでした。
算数のテストの
点数が悪くても
あまりきにしなかったし、
宿題が中途半端でも
危機感すら
感じませんでした。
受験を意識し始めたのは
5年生の後半ぐらい
だったと思います。
5年生の夏になって
自分の算数のできなさに
危機感を持ち始め、
それと同時に
第一志望校も決まりました。
合格したい。
算数の点数を上げたい。
ということだけを
考えて算数を
やり続けました。
しかし、自分の全力を
出しきっているという
感覚はあまりなく、
受験をまだ先のこと
のように考えていました。
6年生になり、
夏期講習の時などには
ひたすらに斎藤先生が
作ってくださった
プリントや算数の5年の上下、
6年の上のテキストの
復習をしました。
過去問を解く季節になり、
自分の中では
かなり頑張っていた
気がしていたため、
点数を見たときはとても驚きました。
あまりのバツの多さに
最初の方は消化出来ずに
毎週毎週過去問を
解き続けていました。
自習中は
伊藤先生に青計算の質問、
斎藤先生には
過去問や宿題質問をして、
個別では志望校によく出る
単元のプリントをして、
解けないところは
学生の先生に
教えていただきました。
それでも質問は
増え続けましたが、
1月は塾に早く行き、
たくさん質問することが
できたため、
やり直し、解き直しが
自分で完全に
理解できるまで
やり続けることができました。
また、塾に行く前は
社会の夏期講習の
テキストを復習しました。
過去問のとき直しノートを
最後のページまで
使い果たしたとき、
受験は翌日まで迫っていました。
送行会の前に斉藤先生に
過去問とき直しノートを
渡しました。
ノートを返されたとき、
一番後ろのページに
応援の言葉が書いてあり、
これまでの不安しかなかった
受験への気持ちに、
少しの期待が生まれ、
今までの授業、自習などの
勉強が全て自分の
合格のための力に
なっている事を
あらためてはっきりと
感じることができました。
受験当日、
午前は第一志望校の四科目、
午後は第二志望の国語一科目を
受験しました。
結果はどちらも合格。
中学校に入学して
思ったことはたくさんありますが、
その中でも一番大きいのは、
やはり入学してよかった
ということです。
中学校で過した時間は
まだ短いですが、
とても楽しい毎日を
過ごしています。
受験前はとても過酷だと
感じていた中学受験の勉強も
こんなにも楽しい毎日が
過ごせるなら、
していて良かったと
今では思います。
国語の石井先生、
算数の伊藤先生、さいとう先生、
社会の玉田先生、
理科の小野内先生、
個別の小池先生、桑原先生、有久先生
にとても感謝しています。
本当にありがとうございました。
【玉田より】
合格体験記の執筆
ありがとうございました。
新3年生から4年間
通塾してくれたこと
本当に感謝しております。
国語は本当に安定して
得点が取れていました。
算数は苦手意識が強かったと
思います。
苦手意識が強いと
様々な要因が重なり
演習量の確保が難しいと
思います。
通塾開始時に
新型コロナウイルスの
影響でこの学年の生徒は
十分に学習できる環境が
構築されない
学校見学や体験会に参加するにも
アイドルコンサートのチケット
争奪戦のように倍率の高い抽選を
勝ち取らなければならない状況が
続きました。
保護者様のご尽力により
5年生中ごろに
第一志望校を見つけることが
出来たことは
本当に良かったと思います。
ゴールがある程度
見定められるようになれば
そこに向かって努力を続けることが
出来ると考えていました。
夏休み以降
過去問を取り組みだした後
特に秋から冬にかけて
自習時に常に算数のテキストを
開いて取り組んでいましたね。
その姿勢があれば
志望校に合格することが出来ると
思っていました。
直接声をかけたことも
覚えていただいていれば幸いです。
苦手科目を
合格するために
最後の最後まであきらめずに
取り組み続けたことが
この中学受験を通して得た
一番大切なことです。
これから
中学校や高校
大学や社会人生活の中で
自分が取り組みたいことを
取り組むには
自分が取り組みたくないことを
取り組まなければならない
状況を迎えます。
その時に
中学受験生活を通して得た
結果が出るまで
取り組み続ける力
やり遂げる力を
最大限に発揮してください。
今後のご活躍を期待しています
何より心身ともに健康に
過ごしていただくことを
臨んでいます。
通塾いただきありがとうございました。
玉田