2025年 合格体験記 保護者様③
うちの息子が
ひよし塾に入った理由は
絶対に私立中学に入学をさせたいと
親が強く望んだ訳ではありませんでした。
競技テニスをしていた一人息子は
小学低学年のころは
テニス以外の時間は
TVゲームに夢中でした。
そのため小学校の
100点満点テストで
10点や20点を取っても
平気な顔で遊んでいて
これではマズイと思い
塾を探し始めました。
その際に勉強の目標を
具体的に持つために
中学受験にも対応して
かつ面倒見の良いと評判の
ひよし塾を選びました。
ただ、この時はまだ中学受験は
おまけのようなものであり
その道のりについて
私達は何も知りませんでした。
入塾した直後の4年生春のころは
中学受験の偏差値の見方も知らずに
父親の私が大学受験の
ときの偏差値と比較して
息子の低い偏差値について
毎日叱ってばかりでした。
そのため息子は採点された答案を
隠し始めて復習をしない
という悪循環になりました。
今振り返るとこの時期が
受験本番シーズンを除けば
精神的に親子で一番辛い時期でした。
息子の成績が伸びない理由を
確かめようと自分で
算数の問題を解いてみると
全く解けません。
4年生夏休みのころに
慌てて中学受験の情報を調べると
あまりの奥深さに驚愕しました。
週4回のテニス練習と
受験勉強は本当に両立出来るのか。
悩んだ末に出した答えは、
どうしても時間の足りないときは
私が苦手な単元をフォローする
ということでした。
但し、諸所の中学受験メディアにも
書いてありますが、
あまり望ましい対応ではなく
このことが後々問題を
残すことになりました。
4年生秋から5年生秋までは
組分けテストを中心とした
5週間ごとの勉強リズムが
出来て成績が安定し
中堅校には入れそうな
雰囲気が出てきました。
先生方にはテニス練習のために
土曜補講などを個別に対応いただいて
大変助かりました。
5年生秋以降は勉強時間の
管理だけを私がして
ひよし塾にその他全てを
お任せするタイミングを
探していました。
5年生の冬2月には
過去最高の偏差値だったので、
試しに私がフォローをしなくても
息子が予習復習を一人で出来るか
任せてみると成績は見事に急降下でした。
6年生になるこのタイミングが
息子が塾で自立して勉強をできるようになる
最後のチャンスだと思い
玉田先生に初めてテニスと勉強の
比重を逆転させて
勉強に集中させることを伝えました。
そしてテニスは受験が終わるまでは
週1回程度の気分転換にしました。
6年生の春期講習からは
お弁当を持って毎日朝9時に
塾に行き午前自習
午後は授業で帰宅は20時過ぎでした。
授業、自習復習そして質問を塾で
完結して成績は上がると
予想していました。
しかし秋まで成績は上がらず
でも下がらず一定のまま。
成績が上がらない一番の理由は
苦手な算数の点数が伸びないことでした。
息子に算数の苦手な問題を
自分から質問してきたかと聞くと
「うーん、質問の仕方が分からない。」
とか
「質問するの苦手なんだよ。」
との返答ばかりで自主性が無い。
私がこれまで自宅で苦手な単元を
助けてしまった弊害が大きく出ていました。
それでも4科目合計では
6年生秋以降の学校別対策講座で
受験予定の中学はほぼ合格最低点を
超えるレベルに到達できました。
但し、チャレンジ難関校だけは
最後まで4科目で20点ほど足りませんでした。
やはり大きく足を引っ張っていたのは算数で
先生からもらったアドバイスに従わずに
自分の解き方を修正しないから
点数が取れません。
多分、息子にはどこかの中学には
きっと受かるからこのままで大丈夫だ
という甘えがあったのだと思います。
そして1月中旬には受験直前なのに
気持ちの緩んだ息子に心配が募り、
玉田先生には何度もメールで
相談をさせていただきました。
そんな状態で2月の受験に挑むことになりました。
()内は対持ち偏差値比
2/1午前本命◎校(-3)/午後併願①校(+-0)
2/2午前併願②校(-4)/午後併願①校(2回目)(+-0)
2/3併願③校(-5)
2/4チャレンジ難関☆校(+7)
又は午前本命校◎(2回目)(-3)
我が家は息子が中学で希望する部活動と
親が望む教育方針から中学を選び
合格の可能性が高い本命◎校と
チャレンジ難関☆校の偏差値が
10以上も離れることになりました。
可能性の低いチャレンジ難関☆校がダメでも
本命◎校の学校は
どうしても死守したい学校でした。
2/1の午前受験本命◎校は
合格発表が翌2/2午後だったので
先に2/1午後受験の併願①校の
合格発表が夜にありました。
併願①校は基本問題が中心のため
合格最低点が例年80%前後となり
息子には苦手な試験内容と
思っていたのですが
無事に合格をいただきました。
この一勝で家族全員の気持ちが
かなり楽になりました。
翌2/2午前は併願②校を受験しました。
そのあと家族全員で昼食を食べていたら
突然息子が
「合格した併願①校は良い学校だから
そこに進学となっても良い。」
と言い出し、彼なりに全敗は避けたい
というプレッシャーから
解放されたんだなと感じました。
その後帰宅して本命◎校の発表時間を待って
家族全員で合否の確認。
結果は合格でした。
本当に家族全員が
ホッとして力が抜けた瞬間でした。
息子が玉田先生に電話で報告をしているときに
声が少し震えていたのを今でも覚えています。
そしてそのあと併願②校の合格も
いただけました。
2/3は併願③校を受けずに
ひよし塾でチャレンジ難関☆校の対策を
することにしました。
ここまでは出来過ぎなくらい
順調に進んでいます。
あとは2/4にチャレンジ難関☆校の受験だけです。
当日、受験会場に向かいながら私が
「もうこれで本当に最後の中学受験だから、
何も考えずに全力を出せればいいよ。」
と言うと
息子が
「もし落ちても怒らない?」
と聞いてくるので、
「怒るわけないだろ。」
と笑って送り出しました。
お昼過ぎに迎えに行くと息子は
「これまでで最高の手応えで合格したかも。」
と言いましたが、
私と妻は半分程度に聞いていました。
結果は翌日に出て不合格でした。
息子が小学校にいる時間での
発表だったので私が先に確認して
帰宅した息子に伝えましたが
彼はあまり表情を変えずに
「そうなんだ、まぁ3勝1敗だから十分かな。」
と良く分からない勝敗を数えて、
久しぶりに普通の小学生に戻って
テニスクラブに行きました。
親としては2/5に
最後のチャレンジ難関☆校の
結果が出た瞬間に
これまでの濃密過ぎる
3年間の受験生活があっけないほどに
一瞬で終わったと感じました。
玉田先生に電話で
結果報告をした後に思わず
「あ、これで終わりですかね?」
と尋ね、
「はい、これで終わりです。」
と伝えられた瞬間を鮮明に覚えています。
それから一か月くらいは息子の受験について
色々思い返すことも多く
この文章を書くのにかなり時間がかかりました。
もし入塾当初からテニスの時間を減らして
もっと塾に通わせていれば
難関☆校も合格したのではないか。
でも好きなテニスを続けたから
受験勉強も諦めずに取り組めたのではないか。
どこまで考えても推測の域を
出ることはありません。
受験終了からしばらくして
受験教材の処分をしていて
改めて息子のノートやテストを
4年生のものから見直していると
落書きのような息子の記述に対して
各先生の丁寧なコメントが
びっしりと書かれておりました。
コメントを読みながら
「たぶん、ひよし塾でなければ
息子はとっくに見放されて
中学受験は全敗であったかも知れないな」
と、ふと思いました。
息子にそのことを伝えると
「3勝したのは俺の実力だー」
と言ってから、ポツリと
「でも難関☆校に合格して
ひよし塾に恩返しをしたかった。」
と今まで聞いたことのないようなことを言いました。
「だったら、なんでもっと早く
先生達のアドバイスを受け入れなかったんだ。」
と言い返したいところでしたが
この経験はきっと息子の心に
残っているはずだと信じて
笑って流しました。
玉田先生及び各先生方には
大変お世話になりました。
私はこの濃密な3年間で
10歳くらい歳を取り過ぎた気がしますが
入塾前の息子を振り返ってみると
親バカですが彼もかなり精神的に
成長できたと思います。
2月本番の受験会場に
一人で入って行く後ろ姿を見て
少し頼もしくも感じられました。
先生方は毎年このように
子供たちの中学受験を
サポートされていると思うと
頭が上がりません。
本当にありがとうございました。
以上長文にはなりましたが、
在校生やひよし塾への入塾を
検討している方に
この合格体験記が参考になれば幸いです。
(追伸、息子にも合格体験記の執筆を
尋ねてみたのですが、恥ずかしいから
いいやと断られました。
相変わらず薄情な息子です。
でも、ひよし塾は好きなので
たまに遊びに行きたいそうです。)
【玉田より】
親子での濃密な中学受験生活
本当にお疲れさまでした。
また3年間ご通塾いただき
ありがとうございました。
最初の授業で衝撃を受けたこと
今でも鮮明に覚えています。
とにかく一目で
入ってくる文字の数が多いので
文章を読むスピードがとても速く
その分問題を解く時間が
かなり取れるのでこの力を活かせば
得点が取れると考えておりました。
志望校合格に向けて
テニスとの両立を図りながら
とことんサポートに尽くそうと
考えておりました。
算数をはじめ
他の科目でも途中で
停滞することが
ありましたが
本人が危機感を持った時に
アドバイスを聞いてくれるので
その際に弱点と今後の課題
そしてお子様なら
必ずできるようになる
と話をたびたびしたことを
覚えております。
テニスを最後まで続けて
いただけたことうれしく思います。
受験勉強一辺倒にならずに
習い事を続けながら
受験勉強に臨めたこと
今後の進学後にも
様々なことを両立することに
役立つ経験だと思います。
授業時の印象も残っていますが
休憩時間や
フィールドワークの最中の
コミュニケーションも
印象に残っています。
自分に興味関心の深い単元を
相手にわかりやすく
そして興味関心を持てる話を
してくれるので
私もよい勉強になりました。
中高6年間で自分が
取り組みたいことを
見つけて大学に進学した際には
主体性を持って取り組むことのできる
素晴らしい「学生」と
なってくれると思います。
そして社会で大活躍してくれると
思います。
最後に恩返しをしたかったと
言われたこと本当にうれしく思いますが
この塾に3年間通っていただいたこと
そして最後まで目標を高くもって
受験勉強生活をやり遂げたことで
恩返しという言葉以上のものを
いただいております。
本当にご通塾いただき
ありがとうございました。
今後のご健康とご多幸を
お祈り申し上げます。
玉田