2024年合格体験記 保護者様⑦

3人目にして
初めての中学受験でした。
スポーツに打ち込んでいた
兄2人とちがって
のんびりすぎる性格の娘。

公立のマンモス中学で
内申点がとれるタイプではない。
心配で親が少し手伝って
娘に合った中高一貫校に
入れてあげよう。
軽い気持ちで始めた中学受験でした。
両親ともに地方出身で
中学受験は経験していません。
例にもれず
我が家の怒涛の日々が
始まるのです。

ひよし塾には
4年の秋頃から
お世話になりました。
その前は少人数制の
大手塾に通っていました。
のんびりマイペースの性格で
何をするにも
想定以上の時間がかかる。
毎回宿題を仕上げるだけで
手いっぱいです。
特に国語が苦手で、
個別指導もプラスすることを
勧められて転塾を
考えるようになりました。

恥ずかしながら、
やる気がないなら
受験なんかもうやめなさい‼︎
何度言ったことか。

今考えれば小学4年生…
親から何となく
中学受験のレールに乗せられ
よくわからないまま
塾に通っている状況…
自発的にやる気なんて
起こるわけがありません。

ロボット教室や習字教室で
我が子3人お世話になっていた
ひよし塾はどうだろうか。
玉田先生に相談しました。

そうしたら、まず
受験なんかやめなさいのセリフ
それは言ってはダメです
と笑われました。
そうですよね…

志望校は後に通うことになる
娘が明るい校舎と
制服が気に入っている学校
の名前を出しました。

大丈夫です。間に合いますと、
仰ってくださいました。

ひよし塾に通い始めても
周りと比べて自信が持てず、
宿題の消化不良などで
通塾を渋ることがありました。

どうしても気持ちが乗らない時は
思い切って授業を休ませて
外食して気分転換した
こともありました。
5年生くらいまで
そんなことがありました。

そして度を越えた
のんびりマイペースは変わらず
受験以前の問題なのではないか
そんな心配をする毎日でした。

親の役割としては
毎朝の計算と漢字を
しっかりやるように
声かけをする程度で
(何日もサボってることが
判明したこともありますが)
あとは全てお任せできたのが
すごく助かりました。

4科目では手が回らず
玉田先生のアドバイスもあり、
6年生の4月から2科目受験に変更、
さらに個別指導に切り替えました。

坂元先生、伊藤先生を中心に
特訓していただきました。
そして直接習っていない先生にも
いつも声を掛けていただいたそうで、
先生方みなさまに
気にかけていただきました。
個別で習った大学生の先生に憧れて
あんな風になりたい。
〇〇先生と同じ大学にいきたい。
いい刺激をもらいました。

学校から帰ってきて
ランドセルを置いて
すぐまた重いリュックを
背負って塾へ向かう毎日
夏休みや冬休みは家より
長くいるのではないか
というほど長い時間を塾で過ごして
それでも
模試の結果は
第一志望の合格可能性は
良いときで40%
過去問も合格最低点に達したことは
ありませんでした。

なかなか成績の上がらない娘を
受験させる選択をして
正解だったのか、
私自身、最後まで
自信が持てませんでした。

年末年始は家族が
祖父母宅へ行くところ、
リズムを崩さないために
母と二人自宅に残ったのに、
1月1日2日は発熱でダウン。
せっかく塾が休みだというのに、
二日間勉強できず…
モチベーションがとぎれてしまう
母は気ばかり焦っていました。

そうして迎えた入試本番です。
朝、日吉駅で
先生方に見送っていただいて、
親子共緊張が少しほぐれました。

2/1
午前 第二志望に合格をいただきました。
午後 第一志望1回目は×
2/2は午前が空いたので、
午後の第一志望2回目に備えて
塾で最後の特訓へ、の予定が
本人もプレッシャーを
感じていたのでしょう、
朝お腹痛いと。
このまま回復しなければ、
午後受けられないかもしれない。

合格をいただいている
第二志望校にご縁がある
ということなんだろうか
そう思ったりもしましたが、
胃薬を飲んだらどうにか回復したので塾へ。

そして
玉田先生と坂元先生に
いつも通りやっておいでと
エールとともに送り出して
いただきました。

第一志望の2回目。
試験が終わって
戻ってきたときに
算数がわからなくて
泣きながら問題を解いた
と言うのです。

やはり残念な結果になりそうだと
お互い暗黙の了解で
帰り道多くは
話さなかった気がします。

第二志望の学校に
行くことになるのだと
我が家の受験は
ここで終了しました。
ここまで頑張ってきたことを
労いました。

その日の夜の合格発表
たぶんダメだと思う、
でも自分で見る、と。
そして、ポチ

本人は固まっていて、反応がなく、
横からのぞいてみると
ピンクの桜の画面ではありませんか!
合格って書いてるよーーー!!
えーーーーー!!
ウソみたいでした。

「こんなに気持ちいいんだね。」
本人が発した忘れられない言葉です。
これほどの達成感を味わうのは
生まれて初めてのことでした。
本当によく頑張りました!

他のお母様も記されていますが、
『お子様を大勢の中のひとりにしない』
というひよし塾のコンセプトは本当です。

ひよし塾でなければ、
親も子も途中で
諦めていたかもしれません。
山あり谷ありどころか
ひたすら谷でした。

ひよし塾が自宅の近くに
存在して下さったこと
本当に幸運でした。
お世話になることが
できてよかったです。
この場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございました。

余談ですが、
四年生の春休みに
コロナに罹患して
通塾できないときに
自宅まで玉田先生直々に
テキストを届けていただき
ありがとうございました。
まさか玉田先生ご本人が
届けて下さるとは、驚きました。
玉田先生のお人柄が
うかがえる出来事でした。

【玉田より】

お兄さんの頃より
ご通塾いただき
ありがとうございました。
素直で優しいお子様方でした。

習字教室は1年生の頃より
ご通学いただき
4年生の後期から
一緒に受験勉強をできたこと
嬉しく思います。

受験勉強を始めてたくさん
乗り越えなければならない壁が
あったと思います。
それを時に迂回するなど
ご家庭で調整していただいたから
前の塾を含めた中学受験生活を
完走できたのだと思っています。
サポートに徹して
いただきましたこと
御礼申し上げます。

お子様は本当に
時間はかかってしまいますが
コツコツ取り組んでくれるので
例えばカリキュラムが修了した後
テストまで1週間時間が開いた
5年生1月のテストでは
社会で8割以上得点をとるなど
時間があれば4科目でも
得点が取れると思いました。
しかしながら中学受験は
時間配分との戦いでも
あります。

国語の演習量を増やしつつ
算数もカバーする
選択肢の幅は減りますが
志望校の合格率を
上げるためのご提案を
受けていただきましたこと
そして最後まで
サポートさせて
いただきましたこと
御礼申し上げます。

色々講師がサポートして
いましたが6年生後半は
ほぼ毎日、坂元先生を捕まえて
自主的に質問をする姿をみて
本当に成長されたことを
実感しました。

4科目から2科目に変更して
受験日は減りましたが
対策は立てやすくなりました。
保護者様にとっては
可能性を狭めているのではないかと
ご心配されたかもしれませんが
その分算数は安定して、
そして国語は最後の最後
2月2日当日に
今まで取り組んでいたものが
全部がつながって
間に合ったと思いました。

結果が出ない中でも
最後まであきらめずに
頑張り続けたお子様は
心身ともに成長してくれたと
思います。

本当にご通塾いただき
ありがとうございました。

コロナ禍では有久先生と
手分けして各ご家庭に
プリントやテスト類を
配布いたしました。

遠方からご通塾
いただいている方や
近隣でもアップダウンの多い
日吉なので
通塾時に疲れるだろうな
本当にご通塾いただくことは
有難いことだなと
思いながら自転車を
こいでいました。

これからも
お子様を大勢の中の一人にしない
というコンセプトの下
最後までサポートに
徹していきたいと思います。

第一志望校
合格おめでとうございます。
ご家族のご健康と
ご多幸をお祈りいたします。

玉田