2024年合格体験記 生徒③

僕が一番できなかった
科目は算数でした。
そこで、苦手な算数を
少しでもできるようにするために
意識したことが二つあります。

一つ目は、
問題を解く途中で
出た数字に小さい説明を
しっかり振るということです。
あとで見返したときに、
何の数字かがすぐに
わかるので時間短縮になったり、
自分で書いた図や式が
わかりやすくなるので、
気付かなかったことが
だんだんと見えて
くるようになり、
答えまで出せるということが
多くなりました。

そして、とにかく
いろいろなことを書いてみる
ということです。
問題に直接は関係なさそうな
こともとりあえず書いてみて、
そこで新しく気付いたことを
また書くというようにすると、
つながりのなかった数字が
一つの途中式になっていき、
解けたことが多くなりました。

二つ目は、先生に
質問をたくさんするということです。
担当の先生がいる時は
いつもわからないところを
質問しました。
先生はわかるまでゆっくりと
丁寧に教えてくれるので
テキストなどの解説より
理解しやすいし、
より早く解けます。

算数ができるようになることは、
「質問」をするかしないか
によって変わってくると思います。
しかし、質問をしただけでは
「わかったつもり」なだけで、
類題が解けないことがあります。
自分の力だけで解けるかを
試すために何も見ずにやる
「解き直し」を必ずやっていました。

僕は、こうして苦手だった
算数に少し自信を
つけることができました。

入試当日、国語の問題で
「本文中から九字で
ぬき出して答えなさい。」
という後ろから二番目の問題で、
絶対にこれだと確信の持った
九字を見つけすぐに
書き写そうと鉛筆を
動かした瞬間、
終了のチャイムが
鳴ってしまいました。

これはまずい。
国語のことを考えすぎて
次の科目に影響が出ないように
気持ちを切り替えました。

この日は午前と午後を
受けたので、
帰りもかなり遅く
寒かったので疲れましたが、
その日に合格発表が出るため、
発表の時間まで起きていました。

あの国語の影響は
どうだったのか、
完全な九字。
配点も高いはずです。
苦手な算数ができたか、
できていないかよりも
気になりました。

人生で初めての
合格発表の時間です。
スマホの画面で
自分の受験番号を
見つけるには小さく、
両親と頭を寄せて探しました。
「あったよ!」
母が先に見つけてしまいました。
「うんうん、あったあった!」
緊張がやっととけて
とてもうれしかったです。

23時14分、
ひよし塾に電話を入れ
玉田先生に結果を
伝えたいのですが、
合格発表と同じくらい緊張して
上手く伝えることが
できませんでした。

ひよし塾には、
一人にしない「安心感」や
授業のなかで
「楽しさ」がありました。
僕は、ひよし塾に通って
良かったと思います。
最後までご指導を
いただいた先生方、
今まで本当に
ありがとうございました。

【玉田より】

3年間御通塾していただき
ありがとうございました。
コツコツしっかり
勉強してくれました。

中学受験勉強で
勉強が上手くいく時期
いかない時期を経験したと
思います。

いかない時期も
変わらないペースで
努力し続けたことは
今後の自分の武器に
なると思ってください。

結果が出ないと
諦めてしまいたく
なることがあります。
投げ出したくなる時が
くると思いますが
そんな時は
中学受験勉強で培った
やり続ける力を
発揮して
結果が出るまで
頑張ってください。

日頃あまり周囲と
コミュニケーションを
とっていないと
思っていたのですが
1月に入って
ノベルティが
配布された後
クラスメイトが君の前に
集まって
一言応援メッセージを
書いて欲しいと
頼まれている光景を見て
君が教室や自習室で
取り組み続ける姿勢は
同級生の刺激になり
みんなが一目
置いていたことを
感じました。

入試が終わり1ヶ月が
経ちました。
受験生から小学6年生に戻り
学校生活を満喫してくれていたら
うれしいです。

また必ず会えることを
楽しみにしています。
これからも心身ともに健康に
素晴らしい学生生活を
お過ごしください。

玉田