2021年度合格体験記 生徒②
【本文】
僕は、4年生の6月に
ひよし塾に入塾しました。
4年、5年の頃は
なんとなく塾に通い、
出された宿題を
塾に行く直前に終わらせることが
よくありました。
さらに宿題が終わらず、
塾を休むことも時々ありました。
母が
「宿題が終わってないため塾に行きたくないと
言っていますので、休ませます」
と玉田先生に電話をするのですが、
僕は気にしていませんでした。
6年になり、塾に通うのが
楽しくなりました。
先生の授業が楽しく、
特に何かきっかけがあった訳では
ないのですが、
自然と塾が楽しくなりました。
僕は算数がとても得意でした。
6年の最初までは算数以外の教科で
点数がまったく取れませんでした。
コロナで緊急事態宣言が出た時、
理科社会を重点的にやりました。
徐々に知識が入り、
成果も少し出るようになりました。
しかし苦手教科であった国語は
まったく伸びませんでした。
6年の4月に初めて
合不合テストを受けました。
第一志望と第二志望の
両方とも20%でした。
6年の7月に受けた
合不合でも同じ結果でした。
夏休みから本気で
勉強するようになりました。
しかし、主に勉強したのが
得意教科の算数でした。
算数や理科社会の成績は
上がりましたが
国語は伸びませんでした。
苦手な国語は、
なんとなく避けていたのです。
秋頃から、
「このままだと受からないかもしれない」
と思い、
また成績を伸ばすのには
苦手教科を伸ばしたほうが良い、
と先生から言われたので、
意識をして国語に取り組むようになりました。
すると少しずつ国語が好きになりました。
1月はできる限り過去問を解き、
分からない問題は
先生にすぐ質問をしました。
いよいよ2月を迎えました。
第2志望の2月1日は、
算数でミスをおかしてしまい不合格でした。
先生にミスだけはするなと言われ、
また全力を出して来いと言われ、
第1志望の2月2日を迎えました。
2月2日の一次試験では手応えがあり、
自信がありました。
合格発表には
自分の受験番号がのっていました。
その時はとてもうれしかったです。
2月4日に二次試験を受けました。
二次試験では自信がありませんでした。
合格発表の時、心の中で
自分の受験番号がのっていないかもしれない、
と思っていました。
すると、自分の受験番号がありました。
本当に嬉しかったです。
僕が3年間を通して伝えたいことは、
自分の苦手な教科を見つけ、
それを一生懸命取り組むことです。
分からない問題があれば、
先生に質問をしに行くことです。
また、何事も最後まであきらめないことです。
先生方、いつも楽しい授業を
本当にありがとうございました。
またコロナで大変な中、
熱心にご指導してくださり
ありがとうございました。
僕はこれからも中学校で頑張ります。
【玉田より】
4年生より御通塾いただき
ありがとうございました。
また第一志望校合格
おめでとうございます。
算数が得意で自習中も算数を
よく頑張っている姿を
見ていました。
また他の科目に関しては
6年生コロナ明け~夏休みで
理社の知識量と演習量を
増やしてくれたおかげで
少しずつ志望校合格に
向けて明るくなりましたね。
しかしながら
国語では演習量が他の科目より
少なかったので
少しはっぱをかけることが
多かったかと思います。
最後は自分から
取り組んでくれたので
伸びました。
必要な時期に自分で考えて
自分で行動を変えていけば
得点は取れるようになるし
成績は上がりますね。
といってもテストの結果が
あまり良くなく
それでも君を最後まで信じてくれた
ご両親にはこちらも本当に感謝しています。
今、新しい学年が始まり
全学年で負担が増えています。
その負担に慣れて
それが負担ではなくなり
当たり前になることを
成長と呼ぶのでしょうが
それには様々な個人差があります。
それを一つの個性と
言えばいいのでしょうが
うまくいかない状況であれば
それを個性とは表せず
焦りからかミスを繰り返す後輩がいます。
そんな時には君の話を
持ち出して
一つ得意科目を作って
そして時期に応じて
できる量をふやしていこうと
呼びかけていきたいと
考えています。
毎週結果を出し続けることは
素晴らしいのですが
志望校に合格するには
6年の2月に仕上がっていればいい
それが中学受験のゴールであり
また中学生生活の
スタートであります。
自信を持って4月からの
新生活にのぞんでください。
冬から春にかけて
目に入ってくる緑が
美しい季節になりました。
君はどんな緑が好きかな
この入試で得た様々な
経験を活かして
いろいろなことに積極的に
チャレンジしてください。
チャレンジして
うまくいかなかったときや
面白い結果が出たときは
塾に来て話して下さい。
一緒に笑えれば幸せです。
御通塾いただき
ありがとうございました。
これからの活躍を期待しています。
玉田