2019年合格体験記 保護者様①

ひよし塾に出会ったのは、

息子が4年生の終わりの頃でした。

それまで別の土地で

受験勉強をしていましたが、

引っ越しが決まり

転塾先を日吉近辺で

探していた時に

息子が出した条件が2つありました。

「知り合いのいない小さな塾」

「クラス替えのない塾」。

HPの印象が良かった

「ひよし塾」と

もうひとつの塾との

2つに候補を絞り、

どちらも体験授業を

させていただきました。

入塾を決める前に

初めて玉田先生と

お会いしたときのこと。

「現在考えている志望校はどこですか?」

との問いに

「〇〇や△△あたりです」

と答えました。

玉田先生は

「うーん、そこが最低ラインですね。

このあたりまで想定できると思います。」

そう言って、偏差値表で

我が家が想定していたよりも

10近く偏差値の高い学校を

先生が指さしました。

「え?そんなレベルの学校考えられるんですか?」

それまで通っていた塾の面談では

全く名前が挙がらなかった

ランクの学校を示され、

驚きと共に

リップサービスかなぁとも思い

正直半信半疑でした。

たった1ヶ月息子を

見てもらっただけで

どうしてそんなレベルまで

進めてくれるんだろう?と。

ただ、この塾にいたら

今の持ち偏差値だけで見るのではなく、

子供の可能性を見据えて

ご指導いただけるかもしれない、

とも思いなんだか

ワクワクしたのを覚えています。

そして、このときに

初めて名前をきいた学校が

息子の第1志望となり

進学先となりました。

今のひよし塾は

各学年ともキャンセル待ちが

出るほどですが、

そのときはちょうど

1学年の定員を増やす

タイミングだったので、

今思えば5年生で入塾できたのは

本当にラッキーでした。

そしてこの判断が

決して間違っていなかった、

ひよし塾を選んだ息子と

自分を褒めたい気分です。

学力の面では、

とても波のある子でした。

模試では成績が

上がったり下がったり。

玉田先生の面談では

「力はあります」

と言っていただいたのですが、

スイッチが入った時と

そうでない時の差が

激しいのが心配でした。

6年生の秋から取り組んだ過去問でも、

合格最低点より何十点も低く、

目標に到達できないことが続き、

玉田先生に

「この志望校でいけます!」

と言われても、

本当に大丈夫だろうか

という心配は常にありました。

ただ、最後の面談時に

「恐らく本番直前まで“大丈夫だ”という確信が持てず、

ご不安なまま臨むことになると思います」

と予告してくださっていたので、

直前期の不安な気持ちも

「これも玉田先生の想定内だから大丈夫」

と思えました。

また、すでに卒業された

保護者の皆様の合格体験記に

「合格率は最後まで20%」

とか

「過去問の点がとれない」

という言葉が並んでいたので、

我が家もひよし塾生の

既定路線なのだと

自分自身に言い聞かせていました。

1月、帰国入試の資格があったので

通いたいと思える2校にチャレンジしました。

1校合格、1校不合格。

模試では80%合格判定が続いていた学校に

不合格だったことで、

明らかに息子のスイッチが入りました。

不得意だった社会への取り組みが

とても前向きになり、

この時期親子で

たくさん社会の勉強をしました。

気持ちが前向きだったので

息子がどんどん吸収しているのがわかり、

問題を出していても本当に楽しかったです。

社会はずっと苦手科目だったのですが、

玉田先生が

「本人がやる気になってから取り組めば大丈夫」

と気長に温かく見守ってくださっていたので、

そのおかげで、かなりギリギリでしたが

息子とっては最良のタイミングで

効率よく勉強できたと思います。

秋から一度も到達できなかった

第1志望校の過去問

合格最低点に届いたのは、

1月30日。

入試本番の2日前でした。

その翌日も到達することができて

本人は直前になって

やっと自信がついたようでした。

そして迎えた2月1日。

予期せぬことが起こりました。

受験会場に向かう途中、

息子は極度の緊張から

電車を2度途中下車して

お腹を下し

嘔吐までしました。

その後なんとか持ち直したものの

万全とはいえない体調で

会場に到着したのです。

ただそんな精神的な極限状態でも

息子は

「先生から“模試だと思え”って言われた」

とか

「周りの人は自分より頭がよく見えるけど

絶対そうじゃないんだって!」と、

前日の激励会で先生方に言われた言葉を

反芻していました。

学習面だけでなく

精神面でも直前まで

塾がガッチリ支えてくれました。

そしてこの日の受験で

息子は第1志望の学校に

合格をいただくことができました。

ひよし塾の良い点は、

集団授業の活気と

個別指導の手厚さが

どちらも味わえることです。

同じように頑張る友達が

いることで励みにもなり、

一方で個別対応いただける宿題量、

休んだ時の補習、親の悩み相談、

中学受験に関わる全ての問題を

塾で解決してくださいます。

5年生の冬に熱が1週間続き

長期間塾を休んだときも

土曜日の補習で

個別に補ってくださり、

欠席した不安は全くありませんでした。

大手塾に比べると

合格実績が寂しく感じるかもしれません。

でも入塾テストがない塾です。

誰でも先着順で受け付け、

分母が20数名(昨年までは10数名)ということを

ふまえれば十分な結果です!

むしろ立派な実績だと思います。

大量な合格実績よりも塾に求めること、

それは、受験期に心が健康でいられるか、

ということだと思います。

我が家も全てが

順風満帆だったわけではありません。

たくさん悩みました。

勉強が過酷で見ていて

辛い日々もありました。

ただ、私も息子も

心が壊れるほど悩んだことはありません。

ひよし塾の存在が、

先生方が言ってくれた言葉が、

このブログの過去の

合格体験記にある言葉が、

とても大きな土台となって

支えていてくれたからです。

受験勉強中、家で私がやったことは、

計算をやるよう促す声かけ、

漢字チェック、

お弁当作り、

駅への送迎、

体調管理、

そして入試直前に本人が望んだ

社会の勉強、それくらいでした。

算数の難問を前に

親子で苦しむ、、、というようなことは

一切ありませんでした。

塾で専任の先生が

自習を見守ってくださり、

宿題の分からない問題は

その場で質問できたからです。

とても贅沢な受験勉強を

させていただけたと思っています。

息子に、勉強だけでなく

たくさんの教養と雑学を

教えてくださった先生方には

感謝しかありません。

この2年間の経験は、

彼の人生にとって

かけがえのないものになった

と思います。

玉田先生、志望校選出の的確な

アドバイスに感謝しています。

先生の感性を信じていたので

最後まで頼りっぱなしで

主体的になれずにすみませんでした。

有久先生、算数・理科の魅力を

たくさん教えていただきました。

息子は先生を理系の師と崇め

さらにその2教科が

好きになったようです。

石井先生、息子の意味不明な

漢字・不可解な文章を

根気よく添削してくださり感謝しています。

先生の突っ込みコメントを読むのが

私の秘かな楽しみでした。

ひよし塾のおかげで、我が家の中学受験は

幸せな結果で終わることができました。

息子に関わってくださった全ての先生方、

先輩方、本当にありがとうございました。

先生方はプライベートな時間が

きちんとあるのだろうか、

と疑問に思えるほど

指導にご尽力いただきました。

先生方の健康あっての塾です。

後輩たちのためにもくれぐれもご自愛ください。

この先も卒業生として、

ひよし塾のご繁栄と通塾生の合格を

陰ながら応援しています。

【玉田より】

この度は合格おめでとうございます。

また、合格体験記を

執筆いただきありがとうございました。

新5年生の春期講習最終日に

体験をしてくださったこと

昨日のことのように思い出します。

他塾を体験して当塾を選んでいただけたこと

本当にうれしく思っております。

ありがとうございました。

入試まで模試の結果の

アップダウンが激しかったのですが

入試当日に「アップ」の波を

持ってこられれば合格すると思っていました。

9月以降の面談でお伝えしていた通り

実力は十分にあるので

合格できると考えておりました。

お子様の同学年の生徒と比較対象した際に

秀でた点が2点あります。

何よりも「素直であること」

アドバイスを聞き、必要なものは

受け入れるということができるという点

2点目は「難しい問題を楽しめる」

という点です。

体験の時やそれ以外の時でも

そのような様子を頼もしく思っていました。

その反面、基本的な用語を反復するなど

社会科では思うように行かなかったと

思います。

振り返ると様々なことを

まるで昨日のように思い出しますが

入試当日のことはまるで数年前の

出来事のように思われるかもしれません。

今回の受験を通して

大きく成長されたお子様の

これからの益々のご清栄を

心よりお祈り申し上げます。

ご通塾ありがとうございました。

今後ともよろしくお願いします。

玉田