2023年度合格体験記 生徒⑤

【本文】

初めてひよし塾に

行ったのは

3年生の秋に行われた

全国統一小学生テストの時だった。

テスト前に

小野内先生が

算数の講習をしてくれたが、

初めて塾というところに

足を踏み入れた

私は緊張していた。

しかし講習はとても楽しく、

この塾が一気に好きになり

冬期講習を経て

2月から入塾することになった。

最初の頃は

勉強は別として

通塾することが楽しかった。

やっと塾に慣れてきた頃、

世の中は新型コロナウイルスの

感染症が流行し始めていた。

そのため4年生では

通塾できない時期もあり、

クラスルームでの

宿題の配布や

オンライン授業に

なった時もあった。

少しやりづらさもあったが

石井先生が直接

電話で質問対応を

してくれたりした。

5年生になっても

感染症対策が続いたが

通塾できる日が

増えて嬉しかった。

でも5年の授業内容が

とても難しく

(特に算数)

宿題の消化不良が

続いてしまい

算数のクラスを

落とす結果となった。

これ以上モチベーションも

クラスも下げるわけに

いかないので

質問を沢山して

苦手なところを

克服するように頑張った。

6年生になり

受験まであと1年。

元の算数クラスに

戻ることができた。

この頃から先生方によく

「夏期講習が終わったら

時間の進みが早く感じるよ」

と言われていた。

なので時間を有効に使おうと

努力したが、

元々時間を上手く

使うことが苦手だったので

とても苦労した。

事前にやるべきことを

メモして自習に行ったら

それを実行、

あとできるだけ

質問するように

意識しながら行動した。

結果、前より時間を有効に

使えるようになり

睡眠時間もしっかり

取れるようになった。

気がつくともう夏期講習。

社会は年号テストが始まり、

物事と年号を結びつけて

覚えていった。

これがとても大変だった。

そして夏期講習中は

朝から夜まで

ずっと塾で過ごした。

9月になっていよいよ

学校別特訓が始まった。

有久先生から

苦手単元に特化した

プリントをもらった。

記念すべき

1回目のプリントの題名は

「◯◯さんが相似をお掃除する」

だった。

プリントに自分の名前が

入ったことで

より特別感があった。

プリントはどの教科も、

解く→丸つけ→やりなおし

→質問→また解くの繰り返し。

そのプリントが終わったら

また新しいプリントをもらう。

私はそのサイクルが楽しく、

自主的に取り組むことができた。

そしていよいよ1月31日、

壮行会の日だ。

荷物をまとめ

2階から地下に移動した。

最初に有久先生から

消しゴムが配布され、

その後先生方が

話をしてくださった。

たくさんの話を

してくださっている中で、

有久先生の

「いつも通り丁寧に解く。

この事をもう一度意識してほしい。」

という言葉、

石井先生の

「資格がない奴は覚悟で補え」、

小野内先生の

「周りを全員ジャガイモだと思え」

などたくさんのアドバイスを

してもらった。

そしてその言葉が

受験期間中の大きな支えとなった。

また、玉田先生からは

受験期間中のことだけでなく、

受験が終わってからのことも

話してくださった。

受験当日、

私はお守りとして

玉田先生のサインが

書いてあるでる順、

有久先生専用ノート、

添削で赤字だらけの

国語プリントを持って

試験会場に向かった。

2月1日、午前は第一志望校、

午後は第二志望校の受験だった。

午前の試験は社会の問題で

時間配分がうまくいかず、

3分の1以上が

空白のまま終わった。

なので手応えはゼロだった。

午後は2科目受験で

比較的過去問でも

点数が取れていた。

解いた感じも

まあまあ手応えがあった。

結果午前の学校は不合格。

社会であれだけ空欄を

つくってしまったので

しょうがない。

午後受験の結果発表は

夜遅くだったので

「もし、明日の朝起こされたら

ダメだったとおもって」

と母に言われていた。

そして翌日2月2日。

朝早く起こされた。

不合格だったのか

と落ち込んだ。

手応えがあったので

とても悔しかった。

だけどこれを

引きずっていては

今後力を発揮できなくなると思い、

自分なりに必死に切り替えた。

自宅最寄駅で玉田先生から

「今日は大丈夫!」

と言われたのも心強かった。

私は1日、2日で第一志望校、

第二志望校の2校しか受けず、

どちらもダメだった場合

3日目以降第三志望校を

受験する予定だった。

2日目は1日2校とも

不合格だったため

午前に第二志望校、

午後に第一志望校を受けた。

石井先生が午前午後共に

志望校の最寄駅まで

来てくださり

声をかけてくれて

とても嬉しかった。

そして結果は午前が合格、

午後が不合格。

私は第二志望校も

行きたかった学校だったので

合格をもらえて

すごく嬉しかったし安心した。

この学校の理科は

単に答えるだけでなく、

答えが何個あるのかが

分からない形式だったため、

過去問でも

理科は苦戦していた。

だけど合格することが

できて本当に良かった。

思い返せば第二志望校の方が

文化祭や説明会などに

多く参加していたので

ご縁があったのかなとも思った。

これから受験する

皆さんに伝えたいこと。

それは入試まで

まだ1年ある!

とか半年もある!

とか思わず

毎日しっかりコツコツと

勉強した方がいい。

あと落ち着いて解く・

丁寧に解く・

途中式を書く・

字を丁寧に書く

など当たり前のことは、

いざやってみると

実は結構難しいので

今すぐにでも

実践できるものは

してほしい。

あと質問をたくさんして

苦手単元を克服すること‼︎

そうすればきっと

志望校に合格できると思う。

玉田先生、

4年生の頃は主に文系科目、

5年生からは主に社会の授業で

お世話になりました。

先生の授業は面白くて、

プラスアルファの知識も

つけられたと思います。

6年生の1月に行った

一問一答では、覚え方なども

教えてくださって

ありがとうございました。

また体調面でも

サポートしてくださり

感謝しています。

有久先生、

4年生の頃から

理系科目でお世話になりました。

なかなか理解できない私に

わかるまで説明して

くださいました。

おかげで先生専用の質問ノートが

5冊目まで増えました。

また、9月からは苦手単元に

特化したプリントや

志望校対策になるプリントを

沢山作成してくださって

ありがとうございました。

石井先生、

5年生から国語で

お世話になりました。

やり直して提出した

過去問などに達筆な文字で

隙間がなくなるほど

添削をしてくださいました。

最初の頃は声が大きかったり

叱られるのが怖いと

思っていたけれど、

だんだんそれが

私たちの為なんだと気づき、

より頑張ろうと思いました。

受験当日何度も最寄駅に来て

アドバイスして

くださったこと感謝しています。

ありがとうございました。

小野内先生、

5年生の時算数の授業で

お世話になりました。

いつもわかりやすく

説明していただいたので

深く学ぶことができました。

また、私がこの塾に

入塾するきっかけを

つくってくださって

ありがとうございました。

齋藤先生、伊藤先生、桑原先生、

関わりは少なかったですが

陰で支えてくださったこと、

本当に感謝しています。

ありがとうございました。

これからの学校生活を

思いっきり楽しみたいと思います!

【玉田より】

新4年生よりご通塾くださり

ありがとうございました。

合格、進学おめでとうございます。

今でも印象に残っているのが

解き直しのメモやノートの

自作の解説です。

本当に丁寧で

必要な用語などを

調べて丁寧に

解き直したのだと

一目瞭然の出来でした。

今後も同様に

取り組んでくださいね。

通塾が始まるとすぐに

学校がお休みになり

緊急事態宣言が

発令されて大変な中の

中学受験勉強生活

になりました。

学習のペースをつかむのは

大変だったと思います。

本当によく頑張りました。

また5年生になっても

コロナ禍の中

学校説明会や

オープンキャンパスに

参加できないため

具体的な目標が見えず

なんのために

勉強をしているのか

モチベーションを

維持することが

難しかったと思います。

そんな中、

最後までしっかり

勉強できたのは今後必ず

プラスになると思います。

本当によく頑張りましたね。

志望校はどの学校も

素晴らしい学校です。

1日午前の学校も

進学する学校も

どちらも難しく問題を

解くのは大変です。

塾講師が使っては

いけない言葉ですが

「縁」というものは

必ずあると思います。

これからたくさんの

ご縁があると思います。

それらを大切にしてください。

コツコツ取り組めるのが

あなたの武器です。

ぜひこれからも

コツコツ頑張って

くださいね。

まずは健康第一に

心身ともに健康に

充実した学生生活を

送られることを願っています。

玉田