2023年度合格体験記 保護者様③

【本文】
小学1、2年の時に

習字教室の

1日体験をしたのが、

ひよし塾との出会いでした。

夫婦共に

地方の中学受験が

盛んでない地域で

育ったため、

中学受験は噂にきく程度で

どこか他人事でしたが、
ひよし塾の教室に

お邪魔して

夏合宿の振り返りの

掲示物を見て、

あれ?なんだか

イメージと違って

楽しそうだな。

と感じました。

その後わが子が

「頭が良くなりたい」

と言ったのを

きっかけに、

2年生の2月くらいから、

少し早いとは

思いましたが、

ひよし塾に

お世話になることにしました。

親が焦り出したのは

4年になってからでした。

まず一つ目は

宿題を終わらせられない。

これについては

曜日ごとの

消し込み表を作ったり

と試行錯誤しましたが、

どうにも改善せず、

面談で石井先生に

ありのままの状態を

打ち明け、

「このままではダメだ」

とお灸を据えて

もらいました。

毎週、特に算数の日の前は

今週は終わるか?

と祈るだけでした。

また、終わっていないから

塾に行けない!!

と泣きが入ることも

それなりの頻度で

ありました。
私がせめて青計だけでも

サポートして

あげていられたら、

と今でも思いますが、

そこまでしてあげることができず、

ひよし塾に全て

お任せ状態でした。

6年になってからは、

ほとんどの時間を

塾で過ごしました。

親のサポートなしで

受験に挑めたのは

自習室で存分に

質問ができる

ひよし塾のおかげです。

親の焦りその2は、

学校見学が思うように

進まなかったことです。

4年から、宿題が終わらず、

月例テストの結果は

ソコソコだったり

とても悪かったりと、

なんとも心細い足取りでした。

明確な目標を

見つけられたらと

見学を申し込むも、

コロナのため

人数制限があり、

予約が取りづらい状況でした。

5年の夏頃、学校見学の際に

我が子が「ここに行きたい!」

と目をキラキラさせた時には、

ホッとしました。

そこからは

受験勉強に対する姿勢も

変わったように思います。
面談で志望校が決まったことを

伝えると、石井先生、玉田先生から

温かい応援を頂き、

それも心強く感じていたようでした。

志望校が決まってからは、

テストの度に算数で打ちのめされ、

得意の国語で

何とかプライドを

保っているような状況でした。
算数に関しては

5年のテキストまで

遡って類題を解き、

6年の10月からは

個別でもお世話になりました。

そして過去問に

ひたすら向き合う日々に

なりました。

親はここでも

祈るだけでしたが、

もしかしたら

このまま算数は上がらず

本番になるのでは?

との覚悟もしていました。
しかし先生方のお話によると、

本人はひたすらコツコツと

算数に取り組んでいたそうで、

本番直前には、

過去問でそれなりの点数が

取れるようになっていました。

そして迎えた本番の2月1日。
第一志望の学校に合格
第二志望の学校にも合格となり、

我が子の中学受験は終了しました。

合格を伝えた時、

本人はお風呂にいましたが、

湯船に浸かったまま

泣いていました。
この小さい体で

どれほどのものと

向き合って来たのかと思うと、

こちらも涙涙でした。

受験が終わって思うのは、

ひよし塾で安定の指導力と

面白さで最後まで

導いてくださった先生方、

常に楽しく、

時にぶつかりながら

切磋琢磨するお友達に

出会えて良かったということです。

それから、親は

内心ダメかもしれない、

と諦めかけていた算数を、

諦めずにやりとげられたことは

驚きでした。

私自身、目標をもって諦めずに

取り組む尊さにハッと

させられました。

この経験を

今後の困難な場面で

自分を奮い立たせる糧にして

ほしいと強く思います。

玉田先生、

2年生の時からお世話になりました。

直前の社会一問一答の際には

力強い声がけをいただき、

落ち着いて本番を迎えることが

できたようです。

勉強以外にも、

大事な場面では常に良い方向に

引っ張り上げるような

ご指導をいただきました。

良い面も悪い面も

知り尽くした上でのご指導を、

親も有り難く思っていました。

長きにわたりお世話になりまして

どうもありがとうございました。

石井先生、受験科目という枠を超えて、

国語の楽しさを教えていただき、

どうもありがとうございました。

5年生くらいからは、

石井先生が授業で

紹介された本を自分で買って

隙間時間に読んでいました。

6年の後半、

合不合で点が取れないことが

ありましたが、

石井先生の添削や励ましで、

自信を失うことなく、

最後まで強気で臨めたと

感じています。

斉藤先生、

最後の最後まで

本当にありがとうございました。

斉藤先生の前向きな声がけを

素直に全部受け止めて、

諦めずにゴールできました。

特に6年の10月以降は、

先生の睡眠時間を

削ってしまっているのでは?

と心配になる程

細かく見て頂きました。

1日の日吉駅で温かく送り出して頂き、

終わった後の答え合わせから

合格の電話連絡まで、

今思い出しても

涙が出そうになります。

ありがとうございました。

伊藤先生には

火曜日の算数フォロー、

質問対応と特に多くの時間

ご指導していただきました。

伊藤先生との雑談も

楽しみにしており、

勉強継続のモチベーションにも

なっていたと思います。

最後の追い込み期では特に、

質問にきめ細かに

ご対応いただき、

どうもありがとうございました。

小野内先生、

理科の計算が苦手で

どうなることかと思いましたが、

最後までご指導

ありがとうございました。

試験当日の朝も

力強い声がけをいただき、

また名前を書くのを忘れるな、

と一番大事なことも

インプットしていただき、

本人も気合いが入ったようでした。

有久先生、桑原先生も、

直接授業のご担当は

頂かなかったものの、

日々の質問対応や、

折に触れて苦手教科の勉強法を

ご教示いただいておりました。

どうもありがとうございました。

親としてもっと

サポートしてあげたかった、とか、

あの時こうしていたら?

と後悔が全くないかと言えば

嘘になるかもしれませんが、

それでもやはり、

この受験を通して本人も

親も得るものは

大きかったと思います。

春休みが始まりました。

今は中学への不安と期待が

本人以上にいっぱいです。

我が子にとって、

ひよし塾と走り切った

中学受験は、

この先の苦難の場面で

必ず思い出して、

まだできる、

と自分を励ます

材料になるのだと思います。

2年の終わりから

長きに渡り大変

お世話になりました。

ひよし塾の今後益々の

ご発展を祈念しております。
先生方、お身体には

くれぐれもお気をつけになって、

ご活躍ください。
ありがとうございました。

【玉田より】

2年生より今まで

ご通塾いただき

ありがとうございました。

本当に最後の最後は

塾に来て

自分が苦手なものを

まず広げて取り組む

それを先生を見つけて質問する

という姿が印象に残っています。

最後まで間に合うか

焦らせてしまい

申し訳ございませんでした。

過去問の得点などを見て

当日はある程度得点は

取れると考えていました。

よく頑張ってくれました。

保護者様にとっては

面談の際に

中学受験について自身の

経験がないこと

お伝えいただき

感謝しております。

首都圏の中学では

様々な特色の教育内容が

充実しているため

お子様の選択肢を広げる

ことができるという点を

第一にお考えいただいたこと

うれしく思います。

コロナ禍の中

学校説明会や

オープンスクールなど

お子様が具体的なゴールを

明確にできない状況での

中学受験勉強の

スタートだったので

お子様も保護者様も

大変だったと思います。

ゴールが見えない中

目隠しをして

マラソンを走るようなもので

どれくらいのスピードで

どれくらいの距離を

走り続けるべきなのか

不安との闘いであったと思います。

5年生の際に

志望校をお聞かせいただいたときに

あ、すごくいい選択をされたと

思いました。

お子様に聞いていただいても

その学校は必ず合う学校だと

いうフィードバックを各講師から

異口同音に受けたと思います。

本当に裏表のない

竹を割ったような性格の

お子様でこの4年間

色々コミュニケーションを

とることがありましたが

今でも思い出すことが

多々あります。

私もお子様と一緒に過ごす

お時間をいただいたことで

様々なことを学ぶことができました。

何よりも

預かったお子様を最後まで

信じぬくこと

はこれからも

すべてのお子様に同様に

接するようにいたします。

そのような機会を

いただきましたこと

御礼申し上げます。

これから先の学生生活でも

ぜひ今回の受験を通して

培ったやり遂げる力を

延ばしていただければ幸いです。

本当にご通塾くださり

ありがとうございました。

今後のご健康とご多幸を

お祈りいたします。

玉田