2022年度合格体験記 保護者様②

保護者様より

息子は小3の4月から

ひよし塾にお世話になりました。

他の生徒さん達とは違った

合格体験記になりますが、

少しでも今後の参考になれば幸いです。

(長文失礼します)

息子は2歳~8歳

(小2終わりまで)までを

海外で過ごし帰国しました。

現地で日本語の塾に行っていたものの、

インターに通っていましたので、

日本語が怪しい状態でした。

ひよし塾は夫が

見つけてきたのですが、

家から徒歩数分、

小規模で面倒見がよさそう、

何より共働きの私たちにとって

自習ができるのは

大きなポイントでした。

帰国後は近所の

公立小へ行っていましたが、

小4の夏以降は

インターに転校しました。

スケジュールが違うにも関わらず、

あらゆる面で

最大限の配慮を頂きました

ひよし塾には感謝の

気持ちでいっぱいです。

勉強に関しては、

ほぼ塾に任せっぱなしで

宿題の管理に関しては

もっと早い段階で

親が入るべきだったと

反省しています。

子どもの「出来た」、

「やった」はあてにならず、

大半は「こなした」だけ。

「理解できた」と

「解けるようになる」は別です。

成績はずっと低空飛行で

このままではマズい

と思ったのが小5の1月。

そこから毎日朝1時間、

勉強することにしました。

計算20分、漢字20分、英語20分。

(息子は早い段階で理社をやめ、

国算英に絞りました)

しばらくは私が横に

張り付いてやっていました。

コロナ禍でリモートワークに

なったことも大きかったです。

漢字はひよし塾でやったプリントの

間違いも再チェックしました。

よく読むと、漢字の小テストの問題に

時事ネタ等も入っていて、

とてもおもしろいのです。

息子に「この問題は誰が作っているの?」

と聞くと、「石井先生」と。

漢字プリントを読むのは、

私の密かな楽しみでした。

そうやってコツコツ続けていると

夏ぐらいには少しずつ成績が

上がってきました。

漢字は強くなり、

計算ミスも減ってきました。

ただ組み分けテストの国語は

点が取れるのに、

合不合では取れないということが続き、

玉田先生に相談したところ

「精神年齢の幼いxx君には解けません」と。

また「xx君は、優しい性格(天真爛漫)

なので、物語に出てくる負の感情を

読み解くのが難しい」

とも言われました。

息子にそのまま

伝えたところ、奮起したのか

その後の合不合では

点を取れるようになり

「玉田先生にドヤ顔しておいた」と。

最終的には、

国語が一番強い教科となり、

親としては、他塾の英語にも

相当お金と時間をかけたのですが・・・。

インターに行っているのに、

メインは国算で勝負、

という結果になってしまいました。

これもひよし塾の

指導の高さゆえだと思います。

そして受験が始まりました。

帰国生入試が

メインなので11月から開始です。

<1校目:11月xx日>

ここはいわゆる併願先でしたが、

初戦でしたので息子は

とても緊張していました。

「合格体験」と「午前&午後受験」を

経験させるのが主な目的でした。

午前に英語、午後に国算で受験。

結果は合格。

<2校目:11月xx日>

ここは英語の試験が

メインの学校で参考程度に国算。

結果は残念ながら不合格。

ここの結果が1校目よりも早く出たので

息子にとっては

中学受験最初に受け取った

結果が不合格です。

悔し泣きする息子を前に、玉田先生からは

「ここでの経験が絶対後でいきてくるから」と。

<3校目:12月xx日>

この学校は夏に過去問を

解いてみたら、15点しか

取れなかったので、やっぱり全く手が

届かないと、正直候補からは

外れていました。

ただ玉田先生からは

「とてもxx君に合う学校だと思います。

xx君みたいな生徒がたくさんいる」

と言われ、ずっと気にはなっていました。

受けられるものは受けてみよう、

と急遽出願。

国算勝負です。

玉田先生からはハッキリと

「対策不十分のまま臨むことになります」と。

それでも日曜特訓等で

対策して頂き、限られた時間で

過去問を解き臨みました。

結果発表の日曜朝9時。

家族3人でパソコンの前に。

クリックするとまさかの「合格」の文字が。

あの歓喜の瞬間といったら。

一生忘れません。

棚からぼた餅とはこのことです。

<4校目:12月xx日>

この学校の過去問は

夏から何回も何回も

解いていました。

対策もずっとしてきました。

他塾の帰国生模試も

合格判定は90%。

私も夫も内心は

「受かるだろう」と思っていました。

ただ受験を終えた息子が

手ごたえなさそうに

「算数の傾向が変わっていた」と。

いやな予感は的中し、

まさかの不合格。

我が家のムードは一気に

一転、奈落の底です。

<2校目リベンジ:12月xx日>

不合格になっても容赦なく

受験は続きます。

1回目不合格だった学校です。

息子がどうしてもリベンジしたい

というので再戦です。

1回目の時に至らなかった点を

修正し臨む。

息子が塾だった為、私が合否を

確認しました。

結果は合格。

息子の代わりに私が

泣いてしまいました。

<5校目:12月xx日>

4校目の不合格を受けて玉田先生と

相談した結果、急遽出願する

ことにした学校です。

他にも出願の間に合う

「xx校はどうでしょうか?」と

相談したのですが、

「絶対xx君に合いません。

やめておいた方がいいです。

xx君のいい部分がなくなります」と。

私たち夫婦は

玉田先生の言葉を信じていました。

結果、その学校は

出願しませんでした。

5校目も急遽出願で

対策不十分のまま臨みましたが、

ここは算英という組み合わせでした。

無事突破し合格。

<6校目:1月xx日>

息子にとっての天王山でした。

合格すれば受験は終わり。

不合格なら2月まで延長です。

受験を終えて昼食を食べる

息子の顔は「やり切った感」が

あふれていました。

同じ日の18時。

家族3人がパソコンの前に。

息子が受験IDやパスワードを

入力していきます。

クリックする瞬間、私は怖くて

手で顔を覆っていました。

でも指と指の隙間から画面を見るという

小さいころホラー映画を見た時の

ような反応になっていました。

結果は合格。

息子の長い中学受験が

終わった瞬間でした。

受験を重ねるごとに

強く成長していく息子を

見られたのは感動でした。

実は息子は5月生まれの

予定でしたが、早産で3月に

生まれてしまいました。

早産の上に早生まれなんて・・・

と私はずっと負い目を感じていました。

「あと3週間遅く生まれていたら」

と何百回思ったことでしょう。

でも息子がそんなのは関係ないと

この中学受験で証明してくれました。

玉田先生、小野内先生、

斎藤先生を始めとする

ひよし塾の先生方には

本当にお世話になりました。

息子のためだけに

受験当日、朝早くに塾の前で

見送りをして頂き

ありがとうございました。

息子もどんなに

心強かったことでしょうか。

進学先についても

「棚からぼた餅」校と

「最後に受かった」学校で

悩んでいました。

そんな際にも有久先生、

玉田先生、小野内先生

から親身にアドバイスを頂きました。

「どっちも素晴らしい学校」

「どっちに行っても正解」

あらためて両校の下校時間に

息子を連れていき、

在校生を見ながら

自分がどっちの学校に

いることを想像できるか

息子に決めさせました。

最終的には玉田先生が

おっしゃっていた

「xx君に合う学校」にしました。

私も夫も同じ意見でした。

ひよし塾で過ごした4年間は

息子にとって大きな財産です。

そんな経験に伴走でき、たくさんの

方々に支えられ、感謝の気持ち

でいっぱいです。

本当にありがとうございました。

玉田より

4年間御通塾いただき

ありがとうございました。

改めて文字に起こしてみると

私の発言が度々

行き過ぎていました。

お詫び申し上げます。

3年生から笑顔が

印象的なお子様は

塾では前向きな発言が多く

海外の様々な経験や

異文化交流の結果

多様性を受け入れる

姿勢が強く印象に残っていました。

また、面談時の

ご両親の教育方針に

賛同しておりましたので

お子様にとって最適な環境や

人間関係の構築ができる

学校をお勧めしたいと

考えておりました。

進学する学校は

素晴らしい学校です。

ぜひ素晴らしい学校生活を

お送りいただければ幸いです。

また、早生まれのお母さんの

気持ちをお伝えいただき

ありがとうございました。

新学年のスタートで

2,3月生まれのお子様を持つ

新3,4年生の

お母さんが中学受験までに

間に合うのか

大丈夫なのかという

心配をお持ちです。

私自身も早生まれ

我が子も早生まれなので

当の本人や父親は

そこまで考えて

いないかもしれませんが

少しでもこの合格体験記が

早生まれに対して何かしら

考えてしまう保護者様の

ご不安を解消していただける

一つの材料になれば幸いです。

また志望校の選び方に

ついて本人が決めたこと

素晴らしい決断だと思います。

これから先、様々なことがあったときに

あの時、別の学校に行っていたら

と思うことがあるかもしれません。

しかしながら別の学校に進学しても

色々なことがあると思います。

今後もお子様は様々な選択を

すると思います。

その際は面談でもお伝えしたように

どちらが正解ではなく

選んだ道を正解にしていただければ

幸いです。

本当に御通塾いただき

ありがとうございました。

玉田