2016年度合格体験記 6 保護者様
まずは、このたび息子の志望校合格に
ご尽力いただきましたこと、先生方にお礼申し上げます。
ひよし塾に通って一番良かったと思えることは、
息子の成長に合わせた効率的な学習ができたこと
だと思います。
息子は卒業を迎える今でこそ、たくましく成長しましたが、
4年生の頃は、食物アレルギーやぜんそくをかかえ、
常に健康に気を配らなければならない状態でした。
当初大手塾を選びましたが、
息子の受験を、応援を装いつつ、
息子に対する期待の大きさから
そこを選んでしまったことも否めません。
2か月もすると、小学生という年齢に伴う
心身の成長よりもひたすら有名中学進学を目指す
という塾の体質に疑問を感じました。
転塾の決意をして、ひよし塾の体験授業を受けた日、
息子は、実は、学校の友達の通う他塾の方に
興味をもっていました。
しかし、私も拝見させていただきましたが、
ひよし塾の授業は小学生が楽しく勉強するための
工夫がたくさんなされ、
とりわけ先生方が一人ひとりの生徒に対して
熱い愛情を注いで下さるのが分かりました。
授業を終えた息子は、その場で
「この塾に行きたい」と即決しました。
それから3年、個人塾ならではの
丁寧なフォローのおかげで、
息子は6年生の11月まで
他の2つの習い事を両立できました。
「受験が楽しみ!塾が楽しい!」と言って、
受験生らしからぬ姿勢で勉強を続けられたことは、
私にとっても大きな心の支えとなるものでした。
とはいえ、やはり1月に入ってからの不安は、
私も子どももただならぬものがありました。
特に、我が家の場合は、
過去問を解きなおしたら1回目の方が悪かった、
とか、
本番2週間前に指を骨折した、
などということがあったものですから、
もうどこでもいいから受かるところを探そうという
心理状態になっていたものです。
結果は1月校で予想を上回る結果を残し、
安心して2月1日を迎えられ、
その日に合格をいただきました。
残念ながら3日の学校には届きませんでしたが、
本人の実力は十分に発揮でき、
後悔のない受験だったのではないかと思います。
これから受験を迎える保護者の方に、
もしアドバイスをさせていただけるなら、
中学受験はゴールではなく、
むしろそれからが本当の勉学の始まりである
という認識をしっかり持つことでしょうか。
小学生は、心と体を成長させる大事な時期でもあり、
成長を犠牲にした受験は決して将来に結びつきません。
勉強が楽しいと思える余力を
子どもに残すための道を探ってやること、
これが保護者としての責任だと思います。
ひよし塾の先生方もまた、
最後まで熱心に子どもに寄り添い、
無理のない合格まで導いてくださったこと、
重ねてお礼申し上げます。